「花を部屋に飾りたいけど、手入れの方法がわからない。」という方は意外と多いのではないでしょうか。
今回は買ってきた花を飾る際に、事前にやっておくとよい手入れの方法や、毎日の手入れの方法をご紹介します。
花を長く楽しむには
買ってきた花は、そのまま水にさしておくのもよいですが、少しの工夫で綺麗な姿を長く楽しむことができます。
花をいきいきと長持ちさせるために、最初にやっておくとよい手入れの方法をご紹介します。
水切り
花を生けたときに、水をしっかり吸うことができるように「水切り」を行います。
バケツなどに水をはり、花の茎を水に浸したまま水中で茎の先をカットします。
切り口から水を吸い上げるので、切ってから2秒程はそのまま水に浸けておきましょう。
水をたっぷり吸うために切り口は斜めにして、断面積を大きくするとよいでしょう。
不要な葉や蕾をとり除く
花瓶に生けた際に、水に浸かってしまう葉や蕾は取り除いておきましょう。
そのままにしておくと腐りやすく、水が濁る原因となってしまいます。
元気な葉や花に効率よく栄養がいくように、傷んでいる花や葉も取り除いておきましょう。
水量は花に合わせて
花によって、花瓶に入れる適切な水の量は異なります。
茎がつるつるしている花はたっぷりの水でいけ、茎が細かい毛で覆われていて中がスカスカの花や、茎が水分を含み柔らかい花は少量の水にいけると花が長持ちすると言われています。
花を購入する際に、お花屋さんに水量を確認しておくのもよいでしょう。
毎日の手入れはどうするの？
切り花も生きているので、毎日手入れをしてあげることで、いきいきとした姿を保つことができます。
ここでは、花を長持ちさせるための、毎日の手入れの方法をご紹介します。
1日１回水替えを
水にバクテリアが繁殖してしまうと、花の持ちが悪くなります。
綺麗なように見えても汚れていることがあるので、できるだけ毎日水替えを行いましょう。
切り戻し
水を替える際に茎の先のぬめりを洗い、先から2㎝くらいカットしましょう。
これを「切り戻し」といいます。
こまめに切り戻しをし、切り口を清潔に保つことで花を長く楽しむことができますよ。
まとめ
基本を押さえて少し手入れをしてあげるだけで、花の寿命をのばしてあげることができます。
毎日の手入れを通して蕾が花ひらいたり新しい芽が出てきたりと、面白い発見があるかもしれません。
花を飾って、日々の変化を楽しみましょう。
