お花を生ける際に必要となる花瓶ですが、ナチュラルなものからアンティークなものまで値段や素材感もさまざまで「どれを選べば良いのだろう」と迷ってしまいますね。
ファッションと同様着回ししやすい洋服があるように、花瓶にもいろいろな花と合わせやすい物もあります。
そこで今回は、初心者の方でも使い勝手の良い花瓶を紹介します。
ガラス素材の花瓶
ガラス花瓶のメリット

まず持っておきたいのがガラス素材の花瓶です。
透明感があるガラス素材の花瓶は、部屋のテイストを問わず馴染みやすいです。
茎の緑の部分まで見えるので、葉ものを多く足さなくてもバランス良く見える点がおすすめ。
ガラス花瓶のデメリット

ガラス素材の花瓶で目立ってしまうのが水の汚れです。
しかし水の汚れは切り花を短命にする原因なので、入れ替え時がわかりやすいガラスの素材は良い点と考えることもできます。
また、ガラス素材は手垢やぬめりといった汚れが目立ちやすく、気になることもあるでしょう。
陶器の花瓶
陶器花瓶のメリット

陶器素材の花瓶は見た目に高級感があり、花を生けない時もおしゃれなインテリアとして飾ることができます。
和風、洋風、アンティークなどお部屋に合ったデザインや色みで選ぶことにより統一感が生まれ、洗練された雰囲気になります。
日持ちする花でも徐々に茎が変色していくことが多いですが、陶器の花瓶では隠れて目立ちにくいため、最後まで花を楽しむことができます。
陶器花瓶のデメリット

陶器素材の花瓶は花瓶の水の汚れや減った水の量に気づきにくいというデメリットがあります。
また陶器の色みによっては合わせにくい花もあります。
初心者の方は合わせやすい白系のものから始めるのもよいですね。
おすすめ花瓶ブランド

ホルムガード
ホルムガードの花瓶は花との相性も良い洗練されたデザインが特徴です。
花の丈やボリュームなどサイズに合わせた花瓶が豊富にあります。
IKEA
IKEAの花瓶はガラス素材、陶器素材ともに種類が幅広く、お手頃な価格帯が多いのが魅力です。
シンプルかつモダンなデザインはどんな部屋に馴染みやすく、お花も合わせやすいです。
まとめ
今回は初心者の方にも使いやすいガラス素材と陶器素材の花瓶について紹介しました。
手軽にグラスや空き瓶を利用するのも素敵ですが、選んだ花瓶に花を合わせて生けるのはそれとはまた違った楽しみがあります。
ぜひ、試してみてくださいね。