楚々とした花々も可愛らしくて素敵ですが、たまには強めの、印象的な花をお部屋にいけてみませんか?
今回では一本生けるだけでも見栄えのする、ちょっと変わった形のお花をご紹介します。
個性的な花おすすめ5選
①ストレリチア
別名「極楽鳥花」(ごくらくちょうか)とも言われる通り、花は鳥の横顔のような形をしています。
生け花などにもよく使われるお花で、鮮やかなオレンジ色にブルーの花びらがとても華やかで、一本だけでも存在感は抜群です。
花の根本部分である苞(ほう)を割ると中からまだ開ききっていなかったオレンジ色のがく片をひき出すことができ、さらにボリュームを出すことができます。
比較的値段が張る花の一つですが、花の日持ちはとても良く1週間から10日程度は難なく楽しむことができますよ。
②ジンジャー
主に夏に出回ることが多い熱帯出身のジンジャー。
レッド系や濃いピンクのものが多いですが、中にはオレンジ系やピンク色もあります。
色鮮やかな部分は「苞」(ほう)と呼ばれる部分で、手のひらくらいの大きさがあります。インパクトがあり、茎は真っ直ぐで扱いやすさも◎。
名前から生姜をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは鑑賞用ですので誤って食べてはいけませんよ。
③ヘリコニア
南米の熱帯雨林原産の植物ですが、雰囲気はちょっと南国を想起させるようなイメージで、強い赤や黄色が目を引きます。
英名でLobster claw(ロブスターのハサミ)と呼ばれ、全体的に楕円ぽい形をしていますが先が鋭く尖っています。
草丈も長いものが多く流通しているので、好きな長さにカットすることができます。
④ピンクッション
ワイルドフラワーとしても代表的な花です。
ピンクッションとは日本語で「針山」という意味を持ち、その名の通りツンと尖った「ピン」の形をしたおしべの部分が密集しています。
茎も葉っぱも全体的に硬く日持ちも良い花で、冬の寒い時期には管理をしっかりしていれば3週間ほど日持ちさせることも可能です。
色は赤っぽい色からオレンジ、黄色がメインになります。
⑤グロリオサ
燃えるような鮮やかな赤が目を引き、蝶のような形をしたグロリオサの花はとてもエアリーで可愛らしい印象を受けます。
全体を見ると蝶のようですが、花弁一枚一枚を見ると燃える炎のようでとても情熱的です。ユリ科のグロリオサは花粉が落ちやすく、花が開いた時はおしべから花粉をとってあげると良いでしょう。
まとめ
今回は一本でも存在感のある、個性的な形の花をご紹介しました。
茎があって、花弁が何枚かついているものだけが花ではなく、花屋を覗くと本当に様々な種類の植物があります。
ぜひお花屋さんに足お運びいただいて、ご自身のお気に入りの花を見つけてみてくださいね。