残業続きや旅行などで花に水やりができず、飾ったばかりの花の鉢植えや切り花をしおれさせてしまった経験はありませんか?
特に花を育て始めの頃だと、枯れているのかそれともしおれているだけなのか区別がつきにくいこともあるかもしれません。
この記事では、しおれてしまった花の復活方法についてをご紹介していきます。
しおれてしまった花の復活方法は?
通常は、花瓶などに水を入れて生けておけば花は自ら吸水します。
しかし、何らかの原因で吸収がうまくいかなくなると花はしおれてしまいます。
しおれた花を放置してしまうと、そのまま枯れてしまいますが、これからご紹介する復活方法を行えば、元気に復活する可能性があります。
お手入れ方法で悩まれている方は、ぜひ、参考にしてみてください。
水あげ
しおれてしまった花を、復活させる基本的な方法は「水あげ」を行うことです。
水あげを行う際は、花が吸水しやすくなるよう茎の先端を斜めに水中で切り落とします。
水中で斜めに切り落とすことにより、空気に触れることなく、断面が広くなり効果的に水分を吸収しやすくさせます。
水あげを行う期間は、約1週間ほどみてあげましょう。しおれていただけの花であれば、元気な姿を取り戻すことでしょう。
湯あげ
しおれてしまった花をすぐに復活させたいという場合は、「湯あげ」をおすすめします。
湯あげとは、しおれた花の茎の先端を切り落とし、熱湯につけて吸水力を高める方法です。
やり方は水あげとほぼ同じ作業になりますが、熱湯を使用するため花弁に直接蒸気が当たってしまうと逆効果になってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
熱湯につける茎の部分以外は新聞紙などで覆い、蒸気に当たらないようにしてあげましょう。
枯れた茎や根を切り落とす
逆に水のあげ過ぎが原因で、しおれてしまうケースもあります。
そんな時は、枯れた葉や根をハサミで切り落とすことにより、復活する場合があります。
根の腐り具合の見分けかたは、健康的な根は白くしっかりとしている一方腐敗している根は茶色くやわらかいという特徴があります。
枯れてしまっている葉や根を剪定することにより、生きている元気な箇所へ水分が行きやすくなり、花は段々と上を向いてくれます。
日頃から水やりを行う際に、枯れている箇所を切り落とす心がけを行うことで、しおれてしまう原因を回避できるでしょう。
まとめ
この記事では、しおれてしまった花の復活方法についてをご紹介いたしました。
花弁や葉がしおれてしまい下を向いていても、まだ枯れてしまったわけではありません。
しおれてしまっても丁寧に対処することで、多くの花は元気に復活してくれます。
今回、ご紹介した復活方法を参考に長く元気な花を楽しんでくださいね。