切り花出荷量No.1! 菊の魅力について徹底解説

コラム

「菊の花はイメージは?」と聞かれるとお葬式や仏壇に添える花という印象を持つ方も多いと思います。

そういった仏花のイメージが強い花ですが、古くより時には薬として、時には心を豊かにさせる鑑賞植物として日本文化と深く関わってきた歴史のある花でもあります。

今回は、菊の種類や飾り方について見ていきましょう。

おしゃれな菊の種類

菊は日本で最も出荷されている花でもあり、日本の菊は世界でも高い評価を得ています。

日本だけでなく、世界各国でもさまざまな新しい品種が生みだされていますので、今回は和菊だけではないおしゃれで魅力的な菊の種類を紹介します。

デコラマム

花の大きさが大きく、花びらが隙間なく重なって咲く華やかな菊です。

なかでも薄ピンク色や白の「アナスタシア」は人気が高く、ブライダルのブーケにも活用されています。

ピンポンマム

名前の由来はピンポン玉のように咲くことから来ています。

色の種類も多く、見た目も丸々として可愛らしい花です。

色違いを数本選んでポップに生けても面白いですね。

スプレーマム

アメリカで品種改良されてできた、一本の茎から枝分かれして咲く菊の品種です。

カラフルな色が多いのが特徴で、種類も豊富です。

薄ピンク色で鮮やかな葉が特徴の「セイアメリ」は他の花との相性もよく、スプレーマムのポピュラーな品種です。

菊のおすすめの飾り方

お花は飾り方で印象は大きく異なります。

有田焼などの陶器素材の花瓶に和菊を飾るのも素敵ですが、どうしても仏花の印象が強くなります。

ここでは初心者でも簡単に挑戦できる菊のおしゃれな飾り方を見ていきましょう。

デザイン性のある花瓶に飾る

菊だけで飾る場合は、デザイン性のある花瓶に飾るとそれだけでおしゃれでカジュアルな印象を与えます。例えば、グラデーションに色が変化している花瓶や凹凸のある形状の花瓶など少し変化のある花瓶に生けると古風な印象が薄まりバランスが良くなります。

他の花を加える

他の花とミックスさせるのも手軽にできる良い方法です。

例えば上で紹介したピンポンマムの場合、同じ系統の色みで揃えることで全体的な調和が保て、さらに丸々とした見た目がアクセントになります。

ポイントは花を組み合わせるときに、花の大きさまたは色みを揃えることです。

そうすることで花全体の統一感が生まれるので、花の組み合わせに悩んだ際には試してみて下さいね。

まとめ

今回は菊について紹介しました。

菊は価格も手頃で、茎も太く丈夫で日持ちの良い花です。

また品種や色も豊富なので、選ぶ種類や飾り方を少し工夫することで、素敵にアレンジすることができますよ。

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