スマートにプレゼントしよう!知っておきたいシーン別花を贈るときの基本マナーとタブーとは

コラム

お見舞いや送別、記念日のプレゼントなど、生活の中でお花をプレゼントする場面は多くあります。

お花の観賞がストレスを緩和させることが実験でも明らかになっているなど、お花のプレゼントは気持ちを伝えるだけでなく、リラックス効果ももたらします。

お花を贈るときにはマナーやタブーも知っておかないと、せっかくのお花を喜んでもらえなかったり、失礼にあたってしまうこともあります。

今回は花を贈る際のマナーとタブーなど、知っておくべき注意点について説明します。

(参考:お花のもたらす効果)

https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nivfs/135407.html

https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/flower2012.html

シーン別お花を贈るときの注意ポイント

女性にプレゼントするとき

基本的にタブーとされている花は特にないので、相手が好きなお花を選ぶと良いでしょう。

ただし外出先でプレゼントする場合は、相手が持ち運ぶときのことを考え別れ際に渡すようにし、紙袋に入るサイズのお花がおすすめです。

紙袋に入らないような大きなお花だと荷物になってしまいますし、会ってすぐにプレゼントしてしまうと持ち運ぶ際に傷まないよう気を使う必要もあるためです。

送別のプレゼント

タブーとなる花の種類や色はないので、相手の好きな色や明るい色のお花を選ぶと良いです。

花束は見栄えが良いですが、相手が花瓶を持っていない場合もあるので、贈りたい相手が花瓶を持っているか分からない場合は、切り花ではなくそのまま飾れるアレンジメントを選びましょう。

退職日や異動日は荷物が多い場合があるので、持ち帰りやすいサイズがおすすめ。

以上のような配慮ができるとステキですね。

お見舞いのとき

お見舞いに定番の花ですが、衛生上の観点から生花の持ち込みをを禁止している病院も多くあります。

生花をプレゼントする場合は、事前に病院に確認しましょう。

また切り花は花瓶の用意や水換えの手間があるので、生花の持ち込みが可能な場合でも、アレンジメントの方が良いでしょう。

また、以下のようなお花はお見舞いにはタブーとされています。

鉢植えのお花

鉢植えの花は根があることから、「根付く」花。そのことが由来となり「寝付く」が連想されます。

病気や怪我が長引くという暗示になるため縁起が悪いとされているのです。

仏事を連想させる花

お葬式や仏花に用いられることが多い菊の花や白色、または青色など寒色系の花は避けた方が無難です。これらは差し色で使う程度なら大丈夫です。

椿、チューリップ、紫陽花、シクラメン

お見舞いにタブーとされている花四種の由来を見ていきましょう。

椿とチューリップは、枯れるときに花が頭から取れる様子から、紫陽花は枯れて色あせていく様子が、縁起が悪いと言われています。

シクラメンは、「死」や「苦」を連想されることが由来とされています。

まとめ

せっかくお花をプレゼントしたのに、意図せず失礼になる結果を招いてしまっては残念ですよね。

今回ご紹介した基本的なマナーを押さえた上で、あなたなりに工夫を凝らして相手に喜んでもらえるお花をプレゼントしましょう!

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