「エアープランツ」という植物を知っていますか?
近年、とても人気のでてきたエアープランツ。「どんな植物なのか知らない。」という方向けにエアープランツの魅力を、おすすめのエアープランツの種類とともにご紹介します。
エアープランツってどんな植物?
エアープランツとは、空気中の水分を吸収して育つ中南米原産の植物で、正式名称を「ティランジア」と言います。
産地では、木や岩に着生して生きています。
土に植えなくても育てることのできる手軽さから、部屋のグリーンインテリアとしてとても人気の植物です。
個性的な葉の形や、白みがかった淡い優しい色の葉も人気のひとつです。
エアープランツのお手入れ方法は?
「エアープランツは、何もしなくても勝手に育つ。」と勘違いされることの多い植物ですが、実は水が好きで、乾燥してしまうと枯れてしまいます。
そのため霧吹きなどで、こまめに水やりをしてあげる必要があります。
また蒸れにも弱いので、できるだけ風通しのよい場所に置いてあげましょう。
エアープランツの表面にある、細かい毛のようなものは「トリコーム」と呼ばれ、水分の吸収を助ける大事な役割があります。
こすったり触りすぎたりして、傷つかないようになるべく丁寧に扱いましょう。
おすすめのエアープランツ3選
個性豊かなエアープランツの中から、人気のエアープランツを3つご紹介します。
コットンキャンディー
エアープランツの中でも、比較的育てやすく初心者向きと言われています。
うまく育てると、綺麗なピンク色の花を咲かせてくれるでしょう。
ガラス容器や小物入れなどに入れて置いておくだけで、おしゃれに飾ることができます。
キセログラフィカ
クルンと丸くカールした葉がダイナミックな印象を与え、とても美しいエアープランツです。
その美しい見た目から「エアープランツの王様」と呼ばれています。
カフェや洋服店などのディスプレイでもよく使われる、人気の品種です。
キセログラフィカも、大きく育つと立派な花を咲かせます。
ウスネオイデス
ワサワサとした細長い葉をたくわえ、下へ下へと垂れるように成長していくウスネオイデス。
壁に吊るしておくだけで、おしゃれなインテリアとして楽しむことができます。
春になると、甘い香りのする緑色の小さな花を咲かせます。
まとめ
エアープランツは土に植えなくてよいので、置き場所を選ばず自由な発想で飾ることができる点や水さえあれば育てることができる手軽さが魅力です。
様々な種類のエアープランツを、組み合わせて飾るのも楽しみが広がりそうですね。
マットな質感でシンプルな部屋にもマッチするので、男性の部屋にも合わせやすいでしょう。