好きな花ランキング上位!日本の美「桜」について徹底解説

コラム

桜は卒業・入学・入社など人生の節目に見るお花で、日本で暮らす人たちにとって特別な意味を持ちます。

桜の開花時期には国内だけではなく、海外からお花見を楽しみに多くの外国人観光客も訪れます。

そんな日本を象徴する花とも言える桜について、今回は解説していきます。

桜の種類

桜は日本の野山に自生している野生種の桜と、野生種より園芸価値が高いものを選び出し栽培した「栽培品種」の桜があります。それぞれの代表的な品種の特徴について見ていきましょう。

ヤマザクラ

ヤマザクラなどの野生種の多くは葉芽と花芽が同時に開くため、若葉と白い花が混ざり合った繊細な風情を楽しむことができます。

そのため満開時には真っ白に染まる、栽培品種であるソメイヨシノの登場以前のお花見とはかなり風情が違ったのかもしれませんね。和歌にも出てくる、奈良県の「吉野の桜」もこのヤマザクラです。

ソメイヨシノ

栽培品種として有名なのは、なんといってもソメイヨシノではないでしょうか。ソメイヨシノは気象台の開花観測の対象となっているため、桜の開花予想といえばこの品種です。

見た目はヤマザクラに似ていますが、葉が出る前に花が開くため、咲き始めでは薄い紅色だった花が満開時には真っ白く木を包みます。

桜の飾り方

お花屋さんで売られている桜の切り花を上手く飾るコツについて紹介します。

お花屋さんで売られている桜

お花屋さんではケイオウザクラ、ヤエザクラがよく見かけます。山形産のケイオウザクラは冬に咲く桜としても有名で、12月頃から販売されています。

花弁が大きくボリュームのあるヤエザクラが多く出荷されるのは4月頃です。種類により冬から春の間楽しめるが良いですね。

桜の水揚げ方法

桜を購入したら、水揚げしやすいように枝を切りましょう。枝の太いものは枝元に十文字に切り込みを入れることで水の吸収が良くなります。

花瓶の水の量は全体の枝の3分の1程度が浸かるくらいが好ましいです。桜は他のお花と比べると水の吸い込みが良い花なので、水は減りが早く、減った分だけ足してあげると良いですね。

まとめ

今回は日本の美とも言える桜について解説してきました。

お花見シーズンはまだまだ寒いことが多いので、お家でゆっくり桜を飾り、仲間と楽しく過ごすのも大人の楽しみ方としてよいのではないでしょうか。

気に入ったらぜひ試してみてくださいね!

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