見て、香って、食べて楽しむ!暮らしを彩る家で育つおすすめハーブ4選

コラム

香り豊かなハーブたちは、遥か昔から人々の暮らしをより華やかに彩ってきました。

リラックス効果のある香りのハーブをアロマとして使ったり、料理にプラスしてより味わい深い一皿にしたり、その活用法は無限大。

今回は、おうちでプランターでも元気に育ってくれるおすすめのハーブをご紹介します。

もぎたてのフレッシュなハーブは香りは、おうちでハーブを育ててこその楽しみですので、是非試してみてくださいね。

おすすめハーブ4選

①ローズマリー

スーパーでよく見かける乾燥タイプは小さめのボトルに入っている物が大半ですが、香りの強いフレッシュハーブを使ったお料理は格別。

肉料理や魚料理の臭み消しだけでなく、炒めものやサラダの香り付まで用途が非常に幅広く、使い勝手の良いハーブです。

お料理に添える飾りつけにも良いでしょう。

また、すっきりとした香りを持ったローズマリーは、別名「若返りのハーブ」と呼ばれ、豊かな香りだけでなく、優れた抗菌、抗酸化作用を持っています。

ファブリックミストや化粧品にも活用される、汎用性の非常に高いハーブと言えるでしょう。

香りには集中力を高める効果もあるので、勉強や仕事に用いるのもGood。

また耐寒性も耐陰性の心配も少なく、育てやすいハーブと言えます。

簡単なお料理活用方法は、混ぜるだけのハーブバターやハーブソルトがおすすめです。

ローズマリーだけでなく、他のハーブとブレンドしても香り豊かに仕上がります。

②バジル

カプレーゼにジェノベーゼなど、バジルの香りは多くの人が容易に想像できるほど、最も料理に使われるハーブの一つでしょう。

バジルはちぎったり、すりつぶしたりなど、刺激を与えることで香りを強く発します。

ベランダで日当たりの良いところで管理をすれば、繁殖力もよく、比較的よく育ってくれるハーブですが、日本では冬を越すことができないので一年草として扱われています。

バジルは花芽をつけると、花に栄養分を持っていこうとするため、葉が硬くなってしまいます。「お花がせっかく咲いたから可哀想‥」と思わず、葉が硬くなる前に、花芽を取り除いてください。

バジルペーストを作るにはたくさんのバジルの葉が必要なため、スーパーで生のハーブを買って手作りするとコストがかかってしまいますが、自分で育てればたくさん収穫することができお財布にも優しいです。

お好みのテイストで手作りしたい方は是非チャレンジしてみてください。

③ミント

全般的に爽やかな香りを持つミントですが、品種によって香りも様々です。

アップルミントやパイナップルミントでは、名前の通りフルーティな甘さのある香りを楽しむことができ、クールミントやペパーミントなどはスッキリとした清々しい香りがします。ミントティーやスイーツやカクテルの飾り付けとしても良く使われます。

ミントは繁殖力が非常に旺盛なため、育てる際は他の植物と寄せ植えにしないことや寄せ植えにする場合は、鉢ごと植えるようにするのがおすすめです。

鉢ごと植えても、鉢の上から外へ地下茎が逃げ出すことがあるので、定期的なお手入れやチェックは必要です。

④ラベンダー

ハーブの中でもラベンダーはドライにしても香りが強く残ります。

ハーブは種類によって様々な薬効成分があり、ラベンダーの香りには癒しの効果がありリラックスさせてくれます。

飾っておくだけでも良い香りがしますが、お茶パックなどで簡単なサシェを作ってみたり、浴槽に入れてバスタイムを香り豊かにするのもリラックス効果がありおすすめです。

ラベンダーにも様々な種類がありますが、香りを楽しみたいなら「イングリッシュラベンダー」が特におすすめ。

白い花が咲く前の、紫色の蕾の状態が収穫の適期です。

その他には暑さに強いレースラベンダーや、ウサギの耳のような形をしたフレンチラベンダーなどがありますが、いずれも香りは弱く鑑賞用の需要の方が高いラベンダーが多いようです。

用途に合った、お気に入りのラベンダーを選んでみてくださいね。

まとめ

今回は汎用性が高く、私たちの生活をより豊かにしてくれるおすすめのハーブをご紹介しました。

育てて、香って、食べて楽しむ。これこそ他の園芸植物にはないハーブ栽培の醍醐味です。ぜひハーブ栽培にチャレンジしてみてくださいね。

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